【令和7年度現代刀職展出品予定】 最上研磨・白鞘入り

刀身 製作済み 太刀

本太刀は備前長船全盛期である中世、室町時代初期の姿に倣い、腰の開いた互の目を焼きました。反り高くスッキリした姿に、戦国時代へ突入する時代の不安を感じさせない、当時の人の強さと品格を感じます。
現代はロシアとウクライナ情勢から一気に日本も緊張を感じる環境になりました。そんな時代だからこそ、武器である刀剣に美を求めた武士に倣い、応永備前をお手本に作刀致しました。

令和8年の8月頃に開催される、現代刀職展に出品予定の太刀です。
刃渡り約2尺5寸

刃紋 複式互の目
鍛え おそらく板目肌(研ぎ上がりまで不明です)

白鞘入り・銀太刀ハバキ
令和8年2月末までにご購入者が現れた場合は、為銘を無料で切れます。


私の作刀においては、美術品、武具での作り分けは一切しておりません。
地金は、2級B、2級Aと1級Bの複合鍛えですが、積み沸かしから鍛え込む事により複雑に鋼が絡み合わせ、打ち折れない強い地金を目指します。

強さの先に美しい刀が出来るのではないか、という思想で制作しておりますので、普段は武道具として武道家の需要に応え、コンクールでは鍛錬熱処理の感性を確認するために、最上研磨して1年の修行の成果を確認し次年度への修行につなげております。

年々原価の上昇が収まらず、またコンクール刀の製作費には膨大なお金がかかる為、自己負担では叶わないのが常であります。
どうか、ご支援いただきたくお願い申し上げます。

※工作中、刀身に問題が出た場合は、申し訳ありませんがキャンセルとなり、全額お返しいたしますが
 コンクール出品に工作が間に合わず、出品できなかった場合は、大変申し訳ありませんが返品出来ませんので、その点ご了承下さい。
(深刻な職人不足により、納期が無い状態になっております。その点どうかご了承下さい)

※コンクール刀は、展示・図録掲載されるのは、入賞以上のため、入選の場合は7月頃納品、入賞した場合は10〜12月納品になります。


販売価格 890,000円(税込979,000円)
SOLD OUT

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About the owner

森 光秀

備前長船で刀鍛冶をしております。 より良い刀剣を製造できるよう、日々修行しております。 大変申し訳ありませんが、経営出来ないレベルの低価格提供の為、十分な対応はできません。 その点、どうぞご了承ください。 通常の形でのご依頼を希望される場合は、濃州堂、池田美術から御注文下さい。 ※仲介料が発生しますので、当ショップとは売価が変わります。

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